肩こりは手首をふるだけで9割治せる
このようなタイトルの本があります。私たちは、スマホやパソコンの使用で常に手首をねじった状態で作業をすることが多いです。そのため、手首を酷使していることに気付いていません。長時間にわたって不自然な角度で作業を続けることで、手首の筋肉を傷めてしまいます。
私自身、以前パソコンを多用するCADの仕事をしてたことがあります。ある日、パソコンショップに行き、新しいマウスを購入しました。ちょっと大きめのマウスでした。パソコン作業する際、マウスを持つ手首の角度がちょっとだけ変わりました。その数週間後、手首が激痛になりました。腱鞘炎になったのです。まだ整体の仕事を本格的にする前の話です。温めたり、冷やしたり、あれこれやってみましたが、この激痛は数か月続きました。私の場合は、肩こりではありませんが、手首のちょっとした角度ですが、相応しくない角度で長時間仕事してたため起こった出来事です。パソコン作業という、重労働ではない作業ですが、腱鞘炎にもなるんだ!と確信をつかんだのです。
著者は整体師です。 肩こりの原因は手首にあることを見抜き、肩こりの原因を取るための手順を本書で教えてくれてます。
〇 「手首伸び伸びストレッチ」
〇 「指のストレス解消ストレッチ」
〇 「前腕ゆるゆるストレッチ」
など、中村さんが考案した「10パターンの手首ストレッチ」が紹介されています。
私も、スマイル整体では、肩こりの施術をする際、腕の筋肉をほぐしていきます。
ほとんどの方が、え~~! 腕がこんなに痛いの?!と言われます。
そうなんです、腕はけっこう凝ってるんです!
肩こりの方は、前側の腕、大胸筋、鎖骨周辺の筋肉が張ってきます。腕の筋肉が張ってきて硬くなり、肩のほうまで引っ張ったりします。手首周辺が硬くなってる場合でも、筋膜を通して、肩を引っ張ります。
中村さんが提唱する 「手首ストレッチ」 は、やってみるといいと思います。
まずは、いますぐ自分で手首のストレッチをしてみてはいかがですか? グ~っとストレッチをかけると気持ちがいいですよ!
「肩こりは手首をふるだけで9割治せる」 中村 守 著 実務教育出版 (1,296円 Amazon)